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● はじめに ●
一昨年の夏の終わり、生後2週間ほどの仔猫を保護しました。公園の植え込みに、スーパーの白いナイロン袋に無造作に入れて捨てられていました。
それがトップページの写真の仔猫です。
目脂で完全に目は塞がって、全身ノミだらけで、それでも信じられないほど大きな声で啼いていました。必死で助けを求めていたのでしょうが、その鳴き声は怒っているようにも聞こえました。
「生きたい!生きたい!生きていきたい!」と。
その声を聞きながら、私も猛烈に怒りました。どこにぶつければ良いやら分からない怒りでしたが、スーパーの袋の中で、ガサガサ・モゾモゾ動く小さな生き物を見て、身体が震えるほどの怒りを感じたのです。
そして、その袋を下げて家に戻る途中で、その余りの軽さに悲しくなりました。
ああ、この子は「死ねば良い」と、捨てられたのだなぁと思うと、怒ってやれば良いのか、悲しんでやれば良いのか、どうにも複雑な気分だったのを今でもよく覚えています。
その仔猫はカーリーと名付けて、私の母の元で元気に暮らしています。今となっては当時の面影もなく、貫禄たっぷりの見事な猫に成長しました
カーリーは運の良い子だったのだと思います。実際には、もっとひどい状態で生まれて直ぐに命を落とす子の方が多いのです。
その事を思うと、あの時のカーリーの「生きたい!生きたい!生きていきたい!」という叫び声を忘れないでいようと思っています。
● 私たちの思い ●
カーリーが捨てられていた公園とは、また別の公園ですが、そこには沢山の猫が暮らしています。
そこで生まれたり、違う場所から流れてきたり、捨てられたりした子たちです。その猫たちのお世話をしている猫好きさんたちも居ます。毎日、ほぼ決まった時間にご飯を持ってきてくれる人たちのお陰で、公園の猫たちは日々暮らせています。
タマキさんは、その中の一人です。

ヒオキさんも自宅の近くで、野良猫のお世話をしています。
2年ほど前に、病気で衰弱した成猫を保護したいものの、どうしても事情が許さずに、公園の猫ハウスに入れてもらえないかと打診したのが、タマキさんとの縁のはじまりでした。
ヒオキさんの思いが叶って、その病気の猫を家に迎えられた数日後、その猫ハウスが誰かの悪戯で燃やされるという事件がありました。幸いにも、ヒオキさんの猫は引き取った後だったので、ハウスが燃えた以外の被害はなかったのですが、さらに何日か過ぎた頃、その焼け跡に2匹の仔猫が捨てられました。
それを見つけたタマキさんは、余りの仕打ちに腹をたて、その仔猫を自宅に連れ帰り、ヒオキさんと相談して里親さんを探すことにしました。

その2匹の仔猫の里親となったのが私です。
これは前述のカーリーと出逢う1月ほど前の事です。

こうして私たちの縁は繋がりました。私たちは動物愛護を訴える活動家ではありません。ただただ猫が好きなだけです。
我が子として自宅で可愛がっている子たちと、外で暮らしている子たちと、何がどう違うのか、考え出すと申し訳ないやら、自分が不甲斐ないやらで、心が重くなります。

叶うことならば、家に入れそうな子は出来るだけ迎えてやりたいと思っています。とは言え、1軒が迎えられるには自ずと限界があります。
猫が好きな方、猫と暮らしたいと思っている方、そんな方を探したい。そして、1匹でも多く家猫として、ゆったりと幸せな暮らしをプレゼントしてやりたいと考えています。
とくに、生まれたばかりの小さな命たち。大きな可能性を持った子たちには、外での厳しい暮らしではなく、甘えて可愛がられて、一生を送って欲しいと願っています。
そして言ってやりたいのです。「生まれて来て良かったね。生まれて来てくれて、ありがとうね」と。

● 私たちのことについて ●
私たちは特にグループとして動いている訳ではありませんが、いつからかヒオキさんが保護し、タマキさんが預かり、ヒオキさんがオフライン(情報誌・口コミ等)で里親さんを見つけるという形が出来上がりました。
その間にタマキさん自身でも出逢ってしまった仔猫は保護しています。

ヒオキさんが保護した子を自宅ではなく、タマキさん宅に預けるのは、ヒオキさんが仕事で家を空けることが多い為、仔猫の世話をするにはどうしても無理があるからです。
自営業のタマキさんは、仕事場が自宅なので仕事の合間に仔猫の世話を出来るからと、快くヒオキさんが連れてくる仔猫を受け入れています。

ヒオキさんは「タマキさんの方には、足を向けて眠れない」と常に感謝しています。そして、タマキさんはタマキさんで、「ヒオキさんが次々と良い里親さんを見つけてくれるからこそ、安心して仔猫を保護できている。私こそヒオキさんには足を向けて眠れない」と言います。
そんな二人に、少しでも協力出来ないかと、私はこのサイトを作りました。
仔猫たちにステキな里親さんを見つけてあげたいと言う思いもありますし、こうして小さな命の為に、協力しあって尽力されている人たちが居る事も、多くの方に知って欲しいと言う思いもあります。

ヒオキさんもタマキさんも、ごくごく普通の人たちです。
決して特別な人たちではありません。迷いながら、悩みながら、それでも大好きな猫の為にと お世話をしています。

今、タマキさん宅で数匹の仔猫を保護しています。すでに里子に出せた子も居ますが、新たに保護する子も増えるので、常時数匹の仔猫が居ます。
仲間同士で遊ぶので、猫同士の付き合い方も覚えて、とても良い子たちに育っています。
その子たちは「Kittens' data」で紹介していますので、ぜひ見てやって下さい。
そして、どうぞ猫とのステキな暮らしを手に入れられますよう。
2006.07.16 文責 ヒロセ

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